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特異な製薬が果断にワクチン生産 新冷戦(144)
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特異な製薬が果断にワクチン生産
新冷戦(144)
新型コロナウイルスのワクチンの日本国内
2番手はイギリスの大手製薬会社アストラ
ゼネカがワクチンの承認を申請しました。
数量についてはアストラゼネカは日本政府
と1億2000万回分のワクチンを契約してい
ます。アストロ社はそのうちの9000万回
分のワクチン原液を日本で生産し、3000
万回分を輸入する計画です。国内生産分は
兵庫県芦屋市に本社がある「JCRファーマ」
へ委託しました。
JCRファーマの特長は希少疾患用の薬が多
いことから、ユニークな製薬会社とのイメ
ージがあるようです。高度な培養技術がア
ストラゼネカ日本法人の目にとまったよう
ですが、遺伝子治療の研究をしているチー
ムがJCRファーマ社内にあり、そのチーム
の技術がワクチンの原液製造に生かせると
なり、生産設備もちょうど整ったこともあ
り、ワクチンの原液生産をやってみようと
なったということです。技術の分野は細胞
の遺伝子組み換えをして、その細胞の培養
などをやっていたようなのですが、ワクチ
ン原液と共通するところがあるのでしょう。
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新型コロナの注射器と納豆のお話 新冷戦(143)
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新型コロナの注射器と納豆のお話
新冷戦(143)
今回も日本国内のニュースです。ワクチン
の注射器についての問題ですが、医療機器
メーカーの二プロへ政府から要請があった
ということです。「ニプロ」が緊急に開発
した注射器は、ワクチンを押し出す部分が
突起状になっていて、残りを作らない構造
になっているようです。ファイザー社のワ
クチン小瓶から注射5回分が取れていたの
ですが、6回分取れるようにできたそうで
す。
生産本数と開始時期ですが、タイにある工
場は現在の生産量は月に50万本ということ
です。工場を増設して月に数百万本に引き
上げたいということです。増設の工事は4、
5ヵ月は必要のようです。となると実際の
注射器は半年先にワクチン接種の拠点に現
れることになりそうです。注射する薬が無
駄にならないことから、今後はこの構造が
標準になる可能性もありそうですね。
◇◇◇ ◇◇◇
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厚労省がファイザーワクチンを承認 新冷戦(142)
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厚労省がファイザーワクチンを承認
新冷戦(142)
日本最初の新型コロナワクチンが承認され
ました。厚生労働省は2月14日、アメリカ
のファイザー社のワクチンを新型コロナワ
クチンとして正式に承認しました。緊急時
に審査を簡略化できる「特例承認」という
ことです。
ワクチンそのものは2月12日に40万回分が
ベルギーから成田空港へ到着したというこ
とです。ファイザー・ビオンテックのワク
チンはー70℃以下で保管される必要がある
ということで、ワクチンが入った箱にはつ
けられている温度計はー75℃以下を示して
います。成田空港から小分けされて各地の
病院へ発送されたようです。
2月17日に医療従事者へ接種が始まります。
「先行接種」ということで各地の主要病院
で接種が始まります。接種は無料ですが、
強制ではありません。接種での問題は1つ
の瓶に6人分入っているのですが、注射器
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