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感染を増強の不敵な抗体を新発見 新冷戦(159)
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感染を増強の不敵な抗体を新発見
新冷戦(159)
今回は免疫の科学的なお話です。抗体は抗
原と対になった言葉なのですが、ヒトの体
に必要でない物が人体に侵入してきた異物
を抗原と言い、この抗原を包囲して体の外
へ排除するのが抗体ですね。抗原と結合し
て抗原の働きを封じるものは中和抗体と呼
れます。今までの新型コロナの分野はこれ
でよかったのですが、それでは済まないも
のが発見されました。抗原の活動を助ける
抗体もいるということなんです。こう言う
のは困りますね。その名前は「感染増強抗
体」というそうです。
抗原の味方をする「感染増強抗体」を発見
したのは大阪大学微生物病研究所の荒瀬尚
教授です。荒瀬教授によると「感染増強抗
体」はウイルスのスパイクタンパク質と言
われる突起部分を変形させて細胞に付着し
やすくし、中和抗体がウイルスと結合でき
なくするということです。という性質の抗
体なのですが、中和抗体がたくさんある場
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2つのワクチンが承認されました 新冷戦(158)
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2つのワクチンが承認されました
新冷戦(158)
厚生労働省は5月21日にモデルナのワクチ
ンとアストラゼネカのワクチンを承認しま
した。これで3種類のワクチンが承認され
たことになります。それぞれの確保したワ
クチンの量はファイザー製が9700万人分、
モデルナ製が5000万人分、アストラゼネ
カ製が6000万人分です。人口以上の十分
な量があります。ワうチン接種が一段と進
むことでしょう。
モデルナ・ワクチンは大都市の大規模接種
センターで使用するということです。東京、
大阪では5月24日から接種されているよう
です。アストラゼネカのオックスフォード・
ワクチンの利用はまだ未定ということです
が、他の国から要望があると輸出される可
能性もあります。アメリカはオックスフォ
ード・ワクチンを承認をしていないので、
噂からですが、確保してあるオックスフォ
ード・ワクチンは中南米の要望する国へ援
助しそうです。
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ワクチン開発の支援策ができそう 新冷戦(157)
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ワクチン開発の支援策ができそう
新冷戦(157)
新型コロナワクチンの接種が進んでいるの
ですが、5月24日までで1回の接種2回の接
種を合計して約600万人を超えました。ワ
クチンの1日の接種数は多い日は40万回を
超えるようになりました。徐々に接種の体
制が整ってきたのでしょう。
前ページのワクチン総まとめの続きのよう
な記事がありました。政府は国産ワクチン
の生産に後れを取ったことを反省している
ようです。アメリカ政府は新型コロナ発生
以降は巨額の資金を製薬会社へ投入し、ワ
クチンの開発が成功する以前に買い上げの
契約を結んでいたということで、日本政府
もこれをいくらか真似るようです。
日本政府は6月2日にオンラインの「ワクチ
ンサミット」の国際会議を共催するという
ことです。このワクチンサミットまでに日
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