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2018年02月06日
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授賞式前のストックホルムで記者会見
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授賞式前のストックホルムで記者会見
ノーベル賞受賞者と決定された人はノーベル賞
授賞式へ出席するためにストックホルムやオス
ロへ入ります。そこで当然のように待ち受けて
いるのがメディアです。日系イギリス人のカズ
オ・イシグロ氏も記者会見がありました。自分
のノーベル文学賞 受賞を日本人が歓迎してく
れたことに感動したということです。
ストックホルムという街でたくさんの日本人記
者に取り囲まれていたとしても、カズオ・イシ
グロ氏の事実でしょう。ノーベル賞という言葉
は日本人には特別な響きがあります。地球全体
に名前が知られる、賞金が大きいなどもあるの
ですが、世界最高の賞、ノーベル個人が創設し、
平和が目的であることなどで、注目の仕方が格
別なのです。
日本の戦後、1949年に湯川秀樹が日本人として
初めてノーベル物理学賞を受賞しました。受賞
理由になった論文は1935年に発表した論文で
す。つまり、ノーベル賞では第2次世界大戦で
敗戦国になった国の科学論文も対等に評価して
くれ、賞も公平に受賞できると日本全体が感じ
たわけです。勿論、この公平性などは自然科学
分野の研究者の希望になっていると思われます。
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