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まさかの口はウイルス培養装置 新冷戦(162)
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まさかの口はウイルス培養装置
新冷戦(162)
以下の記事は新型コロナウイルス研究の
科学的な格調高い記事です。口の中の舌
や唾液腺など調べ、これらの細胞に新型
コロナウイルスが感染することを確認し
たということです。研究したのはノース
カロライナ大学のチームです。いくつか
の疑問が解けると思いますので是非読ん
でみてください。
新型コロナウイルスはヒトの細胞に侵入
するときに「ACE2」や、「TMPRSS2」
という細胞表面にあるタンパク質を必要
とします。ACE2は受容体というのです
がウイルスの突起部分が結合して付着す
るところです。TMPRSS2はウイルスが
細胞へ侵入するのを助けたり、増殖する
のも助けるようです。
ノースカロライナ大学のチームは口の中
の舌や歯肉、唾液腺などを調べてACE2
やTMPRSS2が存在するのを確認したと
いうことです。次に新型コロナに感染し
て死亡した人の唾液腺や感染して軽症の
人の唾液を調べたということです。さら
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インド型変異のデルタ株が台頭か 新冷戦(161)
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インド型変異のデルタ株が台頭か
新冷戦(161)
前ページの感染者数グラフに関係したニュ
ースがありました。イギリスの新型コロナ
感染者数が1日1万人を超えることもあった
りして、ロックダウンを延長するというこ
とです。その原因はインド型変異株(デル
タ型変異株)が猛烈にイギリスで感染拡大
しています。新規感染者の99%がインド
型変異株ということです。ロックダウンを
していても感染者が増えるということもお
かしいのですが、それ以上に恐ろしいのは
インド変異株の感染力ですね。ロックダウ
ンしていても遠慮なく感染拡大するのは固
有の感染力でしょう。ただし、いまのとこ
ろは死者数はほとんど増えていないという
ことです。これはワクチン接種の効果とみ
られています。
ジョンソン首相はロックダウンを1ヵ月延
長している間にワクチン接種を続けて死者
数を減らすという作戦のようです。これは
イングランドの範囲に有効であって、スコ
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ワクチン先行3国のコロナ感染グラフ 新冷戦(160)
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ワクチン先行3国のコロナ感染グラフ
新冷戦(160)
今回の記事は「ワクチン先行国」という言
葉が出てきて、アメリカ、イギリス、イス
ラエルの3国を挙げています。この3国は
猛烈なスピードで新型コロナワクチンの接
種を展開し、新規感染者を激減させました。
「先行国」でいいでしょう。今はレストラ
ンでの会食や、パブでの飲酒も制限を緩め
て日常生活が戻ってきているようです。記
事内に100万人当たりの感染者人数を出し
て作図したグラフがあります。どれも急激
に減少しているので、ワクチンの効果が明
確です。確認してみてください。
ワクチンで新型コロナの感染を食い止めた
ものの、やはり悩みはあります。イギリス
の悩みはインド型変異株が入ってきて新規
染者数がじわじわ増加しています。これは
グラフにも出ています。アメリカの悩みは
4人に1人はワクチンを接種しないと主張
していることです。悩みではないのですが、
お国の事情でワクチン接種が遅れそうな国
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